セブンイレブンとイオンで販売が始まったサントリーの 100 円ビールがかなりの人気です。

「最も売れている大手メーカー製品の約3倍の売れ行き」(イオン)
「販売は当初予想の2倍」(セブンイレブン)

100 円という値段はかなり魅力ですが、値段の割に味も悪くなく晩酌用として受けいれられているようです。

そこで気になるのが他社の参入です。サントリー以外のメーカーもプライベートブランドに参入し価格競争が始まるのでしょうか?
ニュースのインタビューを見る限りその可能性は低そうです。しばらくはサントリーの独壇場になりそうですね。

では、サントリーはなぜこの低価格で商品が出せたのでしょうか?他社もやらないぐらい品質を犠牲にして値段を下げているのでしょうか?
おそらく品質を大きく犠牲にしているというわけではなく、各社の商品戦略が影響していると予想されます。

サントリーの主力商品は言うまでもなくザ・プレミアム・モルツです。プレミアムだけにこれは値段が高い分類に属します。一方発泡酒や新ジャンルはキリンアサヒの方がシェアが高いです。
この状況で他社が低価格商品を発売するとどうなるでしょうか。間違いなく自社の発泡酒や新ジャンルと食い合います。従って他社が安い商品を出すメリットはありません。

一方サントリーのザ・プレミアム・モルツは、自社の低価格商品と競合しても元々キリンアサヒよりもシェアが低いわけですから、逆に普段キリンやアサヒの発泡酒や新ジャンルを飲んでいる客を奪うことができます。まさに一石二鳥です。

この状況に近い商品構成を持つのがサッポロです。サッポロヱビスビールの人気が高く、発泡酒や新ジャンルの売り上げは低めですから、サントリーのように低価格商品に参入できる可能性はあります。ただ、最近新ジャンルの麦とホップが人気ですので可能性は低いかもしれません。

ネット通販では買えませんが、とりあえずサントリーの 100 円ビールは要注目です。

記事の引用元

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0908/12/news015.html

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